最後のピースに火をつけろ
飛騨在住 ゲストハウス”village" 百姓アナーキスト 牧島竜也の日記


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教育を学ぶ旅 後編
 山口のおうちえん見学当日
園舎の2階に泊まらせてもらっていた俺たち
古民家をあつおさんが自分で改修した園舎は楽しいアイディアがいっぱい
2階の一角からは下のキッチンが見下ろせる
こういう狭い所で子供達は大喜びだそう
9時になると、続々と子供達が集まって来る
元気よく挨拶してくれるものの、この人達は誰だという感じになってきて自己紹介が始まる
お父さんとお母さんの名前まで教えてくれる子供達
そうこうしてる間に開園の時間
まずはみんなで歌を歌う
歌いたい歌をみんなに聞いてリクエストがあった歌を順番に全部歌う
その歌の中には子供達みんなで言葉を出し合って作った歌もある
それがすごく良くて朝っぱらからぐっときてしまった
みんなで作った歌が、かなりたくさんあるらしい
歌が終わると、報告したい事がある子が順番に手を挙げて話す
お父さんと釣りに行ったけどゴミしか釣れなかったとか、私はフラが大好きとか
その後は、今日1日やりたい事をひとりひとり順番に聞いて、ホワイトボードに書き出す
あつおさんがみんなの為に釣ってきたアジを焼く炭に火を着ける手伝いをする子達、昼ご飯の準備を手伝って野菜を切る子達、最近流行っているらしいピザ屋さんごっこをする子達、園の敷地の山を探検しに行く子達など
それが決まると、3ヶ月に1度の身長チェック
それぞれの名前が彫ってある雑木に傷を付けていく
何も言わなくてもきれいにぴしっと楽しそうに整列していたのに感心した
玄関の靴もきれいに向きを直して並べられているのだけど、特に教えた訳でもなく、いつからか流行り始めたのだそう
「俺が1番忘れるくらいだよ」とあつおさんは言っていた
身長チェックが終わると、各自それぞれの持ち場へ
時々実際にピザを焼く事が有るらしく、みんなピザの焼き方をよく知っている
大人も手こずる炭の着火
山を探検
炭にしっかり火が着くまでけいどろをやる事に
山を駆け回るのに慣れていない俺たちはすぐにへとへと
転んでけがをするのは大抵大人らしい
料理を手伝う女の子達
そしてお待ちかねの昼ご飯
あつおさんと子供達が作った無農薬の米と野菜とみんなで焼いたアジ
体が喜ぶ昼ご飯
ちなみにあつおさんちの自給用の米は自然農でやっているそうで、あつおさんがたどり着いた川口さん式稲作のポイントを教えてもらった
本当に出来るんだと言う事が分かった(自然農の稲作をさっさと断念した根気の無い俺)
美味しい昼ご飯のあと、園の庭にいるとスタッフのよっこさんから「子供達がありがとうの歌を歌ってあげたいと言っているので」との事
それで歌ってくれたありがとうの歌がもう、なんとも素晴らしくて、涙をこらえながら受け取った
これは俺たちも何かお返ししなくてはと思い、園にあったピアノとウクレレで少し打ち合わせをして、帰りの会の時に“大きなのっぽの古時計”と自分の曲を1曲演奏した
みんなに別れを告げて車に乗り込み、大満足で出発すると少し先の道路脇で待ち伏せしていた子供達とスタッフがみんなで、ありがとうー!と言って笑顔で手を振ってくれた
最後の意表をついたサプライズにもう一発がつんとやられ、この日1日のグッドバイブスの余韻に浸りながらおうちえんを後にした
感じたのは、あつおさんの圧倒的な影響力
出会いを大切にするおもてなしの気持ち
ここでの毎日はあつおさん自身の自給的な暮らしがベースにある
田畑があって、山があって、ヤギと鶏がいて、オーガニックな食がある
価値観を押し付けている訳ではないけど、確実に影響は与えている
これだと思った
やっぱり俺たちが面白く生きている素敵な大人である事が重要なのだ
そして、俺が今までやってきた事
音楽も田んぼや畑も建築も、全てはここに繋がっていたのだと思った
まったく別の新境地に踏み込む訳ではないのだと

「あとはやるだけだよ」とあつおさんは俺たちに言った








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