最後のピースに火をつけろ
飛騨在住 ゲストハウス”village" 百姓アナーキスト 牧島竜也の日記


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高山エネルギー大作戦2015 参加して来ました
 約1年ぶりの更新になりますが、気が向いたので1・12に高山市文化会館で行われた、高山エネルギー大作戦会議2015の報告。

 エネルギー大作戦は、高山を自然エネルギー日本一のまちにするため、昨年1月に立ち上がったプロジェクトで、面白いのは、この動きの中心になっているのが市長の國島さんだというところ。
 國島さんは、市長としてはいち早く脱原発を唱えた人で、デモにも参加してくれていた。
 俺は1年前の立ち上げイベントには参加せず、その後の動きも全く知らなかったのだけど、自分の小さな暮らしの中での動きとは別の、もう少し大きな取り組みとして、どう展開して行くのかを楽しみにはしていた。
 そんな中、今回参加したきっかけは1枚の写真で、そこに写っていたのは先日の衆議院選挙後、当選した自民党金子議員の横で万歳をする國島さんの姿。
 戸惑った俺は、エネルギー大作戦というプロジェクトについて、もっと詳しく知る必要があると思った。

 当日、少し遅れて会場に入ると、壇上では、地元の事業者たちで構成する、地元部会の人達の紹介をしていた。
 この1年の間に4回、この人達を中心とした検討委員会が会合をして話を進めていたとの事だった。
 それが終わると、まずは第1部として今回のゲスト、自然エネルギーのエキスパートとして有名な飯田哲也さん(環境エネルギー政策研究所所長)のお話。
 内容は、ヨーロッパや日本各地での自然エネルギー事業の例や、現時点での世界各国の自然エネルギーの普及率など。
 数値的な話が多かったので、ここでは詳しく触れません。

 第2部は高山出身のラッパー、ダグフォースが1曲やった後に、今回のテーマでもある「みんなのひとつのカイシャ」のビジョンをつくろう会議と題して、高山市長國島さんが登場し、地元部会の方々も壇上の椅子に腰掛けて並んだ。
 地元部会の方々が順番に、これから進めて行く取り組みのアイディアなどを発表し、國島さんも意気込みを熱く語ったりしていたのだけど、そんな中、俺は時刻が終了時間である16時に近づいている事が気になり始めていた。
 と言うのも、パンフレットなどでは、「代表ではないオール高山」や「みんなのひとつのカイシャ」など、みんなで作るというのをアピールしていたり、第2部は國島市長と高山市のみなさんの会議と書いてあったのに、このままでは何人かの事業者の人達が自分たちのやりたい事を語っただけで終わってしまい、また俺たちの知らないところで会議が進められ1年後に発表されるだけになってしまうのではないかと思ったからだ。
 残り時間20分位のところで会場には画用紙とマジックが配られ、それぞれの思いをひとこと書いて掲げるという事になったのだけど、手応えがなくがっかりしていた俺の画用紙は白紙のままだった。
 すると、司会者が「それでは何人かの方に、紙に書いたメッセージについて話してもらいたいので、書けた人から挙手して下さい。」と言ったので、あせって何を書くのかを考えた。
 よく分からなくて聞きたい事はたくさんあるけど、質問コーナーという感じではないし、他の人達のを見ると、「これからの100年!」とか「脱原発」とか「高山から全国へ」とか、簡潔でポジティブな一言ばかりだし。
 とにかくこのタイミングを逃してはいけないと数秒で考えをまとめて殴り書きしたのは「しがらみの無い動きを望みます。」というメッセージ。
 なんだかいまいちだし字が汚すぎたけど、マイクさえ掴めればと思っていたので、そんな事は気にせずとにかく挙手すると、思いのほか手を挙げている人が少なかったので、2番目に指名してもらえた。

 俺が話した内容はこんな感じの事で、批判的にならないように言葉を選びながら慎重に話した。
 「ここには、『しがらみの無い動きを望みます』と書いてあります。 まず、エネルギー大作戦、今後どう展開していくのか、とても楽しみにしています。 しかし、こういった事をする時に問題になってくるのは、いかに様々なしがらみを断ち切っていくかという事ではないかと思うのです。 例えば先日衆議院議員選挙がありましたが、高山には自民党の金子さんという大きな力を持った人がいます。 國島さんは金子さんと仲が良いそうですが、そういった事は問題にならないのでしょうか。 というのも、自民党政権が向かっている方向と、エネルギー大作戦が向かっている方向はだいぶ違うと思うのですが、そういった中で、國島さんが言っている高山のエネルギーの独立や、外の動きに振り回されないまちという、国の政策とは別の方向を向いた動きを堂々と進めて行く事は可能なのでしょうか? これは國島さんへの質問です、よろしくお願いします。」
 会場も壇上も笑いがおこっている中、國島さんはまず笑いながら「仲が良いというほどではないんですが」と言ったあと、真剣な表情になって話した。
 曖昧に覚えている所は間違いがあるといけないので省略するけど、重要なところはこんな感じ。
 「上から降りて来る事の中には、どうしても断れない事があるのはたしかです。 しかしどんな状況であれ、自分の意見は曲げずにしっかり発言します。」
 会場からは拍手が起こり、僕もその件については國島さんの本気が伝わって来たので満足し、「心強いです。ありがとうございます。」と言って締めくくった。
 俺は國島さんを信じたいと思っているから。
 以前、岐阜県土岐市で行われている核融合の実験について、岐阜県の市長としてどのように考えているかという事を聞きに、日球君と一緒に直接市長室に行った時から、國島さんの事が好きなのだ。
 だからもしうまい事行かなかったとしても、國島さんは頑張ったけど、やっぱりうまくやれなかったんだなと思うだけ。 
 政治なんてこんなもんだとまた思うだけ。
 俺は変わらず日々の暮らしの中で出来る事を続けるだけ。

 ただ結局のところ、エネルギー大作戦については分からない事が多過ぎる。
 ”みんな”が参加出来るのはいつなのだろうか。
 具体的な事業に入る前に、多くの人が参加出来る仕組み作りをしないと、全員参加どころか参加者は減っていく一方だと思う。
 今回参加した人の多くは、自分がこのプロジェクトを一緒に動かしているとは思えなかっただろう。
 協力しようにも、どうしたらいいのかが分かりにくい。
 一般参加者が発言したのは最後の15分。
 俺も含めて3人だけだ。
 と言う訳で、俺は盛り上がったわけでもなく、批判する立場になったわけでもなく、気になる事が多くて、放っておけない感じになってしまった。
 自然エネルギービジネスが間違った方向に動いてしまうのも心配だし。
 エネルギー大作戦に不信感を持って否定的な意見も増えているようだけど、結局のところ、みんなよく分からないのだと思うので、中心になっている人達にも話を聞いて、もう少し探ってみる必要がある。
 噂話だけして足を引っ張ってもしょうがないしね。

最後に俺の反省点。
聞きたい事がたくさんあったのに、律儀に時間を気にして質問を短くしてしまった事。
うまい事流れで、もうひとつ位聞けたかなと。
せっかく掴んだ貴重なチャンスをいかにして生かすか。
とっさの判断力。
そこでばっちり決められるかというのはとても大切な事だと思い、本題とは関係のないところで勉強になりました。
人生の勝負時が来たら待ったなし!
というほど大げさな事でもないけど







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